よくお年寄りが、「ちかごろの若い者は、なってない」などと、言われているのをよく聞きます。私も時々そう思ったりします。私も結構お年寄りですので(^-^;
では、本当にちかごろの若い者はなってないのでしょうか。必ずしもそうではないのではないでしょうか。こんなことがあります。エジプトの遺跡の壁に「近頃の若者は…」などと、若者に対する愚痴が書かれているという話があります。また、たの古代遺跡などに同様な文書があるとも聞きます。それらの信ぴょう性はともかくとして、古今の東西を問わず、年寄りから見た若者は気に入らない存在なようです。なぜ、いつの時代をとおしても若者は批判されなくてはならないのでしょうか。批判するのが主に高齢者だとすると、その高齢者が自分の若いころの考えや行動を、今の若者と比較するときに起こす誤解からくるのです。高齢者は自分が若かった頃のことを、かなりヒイキして回想します。そして、その頃の言動を今の成熟した考えと知識で評価します。『あのころは、きっとこんな風に考えていた。まだ若かったのに、大したものだ。それに引き換え、今の若いものはあまりに思慮に欠けている。』と、なるわけです。
ここで、チョット冷静に当時を振り返ってみましょう。若かった頃の“私”のことを振り返るとき、今の自分の頭で考えているのではないでしょうか。しかしよ~く、その頃の私を思い出すと、親や権威に反発し、大した考えもないのに、人の言いなりになりたくなく、自由と可能性だけを求めていたことに気付くことでしょう。それは、あなたが普段批判している「ちかごろの若者」の、すがたそのものなのではないでしょうか。
自発的に良いことをしないといいますが。あなたや私が若かったころは、自発的に良いことをしたりしませんでしたよね。ずいぶん無駄な回り道をしていたように思います。
ここでこんな言葉はどうでしょう。「年寄り笑うな行く道じゃ、子供叱るな来た道じゃ」
これは、近所のお寺に書かれていたことばです。こんな気持ちになって周りを見回してみると、いかに自分中心に物事を見ていたことに気が付きます。こんな当たり前のことが分からずに、怒ったり嘆いたりしていたなんて。
いろいろな問題解決は、実に相手への理解から始まります。相手の身になって考えることから始まるのでした。

カテゴリー: ARE YA KORE

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